実家のリモート管理

前から、誰もいない日が多い実家のモニタリングシステムを構築しようと思っていたのだが、ついに今日そのために買ったWindows10デスクトップを送付するので、まとめておきたいと思う。

 

●実家の機材

監視カメラ TENVISのWifiカメラ6台

MIOバイタルセンサ一台(Wifi UDP通信)

Windows10(icore5、1T)、RaspberryPI?

 

●現状

TENVISのモニタリングは各種ブラウザ、センサ作動時の静止画ftpはレンタルLINUX/UNIXサーバ。また、MIOバイタルセンサは適当なプログラム作って自宅raspberry。

●改善目的

・動画送信が6台あると相当な通信量となり、実家側プロバイダからお叱りを受ける。

モニタリングは随時WWW/スマホでよいとして、静止画蓄積・動画蓄積・バイタルデータ蓄積がそれぞれレンタルサーバ・自宅PC・ラズパイと分散してしまっているので一元化したい。

・データを取捨選択し、統括的にまとめなおし、さらにWeb発信したい。例えばバイタルセンサはリアルタイムでグラフ化しweb発信したい。

●なぜ糞Windows10が必要か

TENVISを設定・操作・動画受信するにはIOexplorerの管理者権限が必要だからだ。TENVISは安いから買ったのだが、それなりの機能を持っている。意味不明な機能とか怪しい挙動したりもするが。

機能をざっと述べる。

・WEB機能 TENVISのIPアドレスにブラウザでアクセスすると、リアルタイムモニタリングできる。カメラの方向操作、音声の送受信もブラウザでできる。設定変更も可能。ただし、IEでないとできない設定もある(後述)

・アラーム静止画 モーションセンサ機能が作動すると、静止画をftpでUPしてくれる。使ったことはないがメール送信もできるようだ。

・アラーム動画 同時に、動画を録画できる。ただし、これはTENVIS側で動画を作ってアップするのではなく、IE側のビルトイン機能のようで、モニタリングしている動画をMP4でローカルPCに生成するようだ。よって、IE以外では使えないようだ。

 

・構想 Win10を実家に設置し、全てのデータをWin10に集約する。さらに、動画・静止画・バイタルデータを分類・蓄積し、さらに適当な処理を行ってWEBで見れるようにする。

 

・必要な設定とか変更とか

ルーターの設定、TENVISの設定、MIOの設定、Win10ではFTPサーバ、WEBサーバ、各種データ管理用プログラム/スクリプト、静止画のmp4化、リモートデスクトップ、パケットとんねリング・・

 

・方針 とりあえず、現状(外部からのTENVISモニタリング、MIOモニタリング)を残したまま、Win10にアラーム時の静止画・動画を集約、外部からのぞけるようにする。

実家ルータ設定:

IP;192.168.1.1

TENVISのMACアドレスによるローカルIP付与。(TENVIS1~6:192.168.1.201~206)

win10のMACアドレスによるローカルIP付与。(192.168.1.100)

(MIOバイタルセンサはセンサ自体でローカルIP化。)

ポートマッピング

TENVIS用

7001->192.168.1.201

・・・・

7006->192.168.1.206

UDP9753-> 192.168.1.

TENVIS設定

ftpがwin10 le@192.168.1.100にアクセスするようにする。

 

WIn10の設定。

・ユーザーLeを作成(パスワード無効化)

\USER\Le\Documents\YURI\YURI1~YURI6作成

同\Scriptを作成

Google Chromeインストール

Google Remote Desktopインストール

・Macafeeのアンインストール

IISを有効化

IIS ftp/WEB設定

 ftp Webとも ~Leがルート

Windows defenderの設定変更

ftp

http

をフィルタリングから除外

PowerShellスクリプトをタスクスケジューラに設定

 

細かいところはその場で決める。

 

休みを利用して、まとめようとしていた事件に手をだしたのはよいが、悪い癖で、どんどん深みにはまっていく。

そもそもフランスの刑法自体がよくわからん。

juge d'instructionは昔読んだアルセーヌルパンもので、予審判事とか訳されていたのを覚えているが、あとはなんのことやら。

ぐぐってみたら、「フランスの裁判制度 - 立命館大学」という論文がPDF化されていた。

読まなくてはならぬ。

 

とりあえず、今持っているイメージをまとめよう。刑法(code penal)に限定。

 

●立件のイメージ

日本では、警察が捜査・判断し、検察に送付する

フランスでは、予審判事(juge d'instruction)が立件できるかどうかを独自の権力で捜査・判断し、裁判所に送る

 

●裁判のイメージ

日本では、      

      被告 弁護士

裁判官     vs

陪審員) 原告(国) 検事

 

フランスだと

      被告(加害者) 被告側弁護士

裁判官     vs

陪審員            原告(被害者) 市民側弁護士

 

でいいんだろうか?

 

 

garde a vueはどうやら「警察監置」と訳すようだ。

「予備拘禁」とか訳しちゃってるし、どうしよう。

しかし、gendarme とpoliceは違う機構だし、どうすればよいのだろう。

gendarme(憲兵隊)が軍隊系の組織でdepartment(群)ごとに組織化されている

police(警察)は捜査系の組織で法務省(ministere de justice)に属している。

・・・・でいいのか?

 

●わからないこと

procureur de la republique   「共和国検事」 とか訳しちゃってるのだが・・

procureur general なんか弁護士がやっていることもあるから、国側の弁護士みたいなイメージ???

avocat de partie civile  

重大院とか棄却院とか。。。

フランスではなぜ裁判が短期間で終わるのか?とか。

陪審員は資料を全部読んでるのだろうか、とか。

Proces Verbal これは普通「検事調書」って訳されているな。Le Clezioの本にあった。

 

・フランスでは予審判事の捜査指揮権が強すぎて、Outrau事件みたいなのがおこっちゃったので、2005年に刑法の一部修正が行われたみたい。