体調が悪い。

酒が体に入らない。

珈琲すらまずく感じる・・もっとも銘柄を変えたせいかもしれないが。

 

で、古本屋に寄った。

この古本屋は奇妙な店で、一般受けする本はあまりおいていない。

僕にとっては宝の宝庫みたいなものだ・・

なぜか仏語の本も(わずかではあるが)おいてある。

それらの本もマニアックなのだ。

一体だれが、こんな本を売りに来たのだろう。

Balzac, Tanizakiとか。

見つけた。

Saint-justのoeuvres completes。

これは買わないほうがおかしいだろう。

書簡集は、著者を身近に感じることができる。

Voltaire、Sevigne、Pascal

 

たぶん読まない。それだけの心の余裕がない。

読むとしても、いつか先になるだろう・・

 

Saint-Justが何を考えていたのか、少なくとも、僕の本棚には答えがある。

それだけで満足なのだ。